裁判所、記者を襲撃した2名に逮捕判決

18日、キーウ(キエフ)市ペチェルシキー地区裁判所は、14日の民族主義団体の反政権集会後に記者を襲撃したミキータ・フブシキー容疑者とアントン・ホロシチャポウ容疑者の2名の未決囚予防措置として、逮捕(未決勾留)判決を言い渡した。

イリーナ・リトヴィノヴァ予審判事が判決を発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

拘置は、当面、ホロシチャポウ容疑者が10月15日まで、フブシキー容疑者が10月16日までとなっている。

フブシキー容疑者は、記者とのやりとりにて、自らの罪を認めるとし、「私は、罪を犯したことを理解した。それについて責任を負う準備がある」と発言した。

これに先立ち、14日、民族主義政党「国家軍団党」やその他民族主義勢力の代表者が、「降伏を止めろ」と題する抗議集会を開催。その後、集会を撮影していたブクヴィのカメラマン記者オレクサンドル・クジェリニー氏が集会参加者から暴行を受けていた。

15日、治安機関は、クジェリニー氏に暴行をした容疑をリヴィウ氏出身者2名に伝達していた。