ルハンシク州にて違法「住民投票」組織者に有罪判決

東部ルハンシク州にて、違法組織「LPR」設立に関するいわゆる「住民投票」の組織に積極的に関わった住民3名に対して有罪判決が下された。

21日、ルハンシク州検察広報室が発表した

発表によれば、今回有罪となった3名は、2014年5月、ルハンシク州のニジュニャ・ヴィリホヴァ村とゾロテー市にて、「LPRの国家自立性文書」支持を問う違法な「住民投票」の組織・実施に積極的に参加していたとのこと。3名は、いわゆる「選挙区選挙委員会」のメンバーとして、リスト作成、いわゆる「投票用紙」の住民への提供、「投票」プロセスや手続きの管理、「票」の集計を行なったのだという。

検察は、この「投票」の「結果」はロシア連邦の占領政権代表者が偽共和国の自立性を宣言するのに利用されたと指摘した。

なお、実刑は、3名がその他の協力者の犯罪についての情報提供・摘発への協力を行なったことを考慮して、5年間の禁錮刑に減刑されていると発表されている。