反汚職裁、収賄容疑の元検察官に禁固2年の判決

高等反汚職裁判所は、汚職捜査機関への職のあっ旋を求め、違法な報酬を提案した容疑で起訴されていた元検事総局勤務検察官に禁固2年の有罪判決を言い渡した。

25日、特別汚職対策検察(SAP)が伝えた

発表には、反汚職裁判所の裁判官が、捜査内容を審議した結果、同元検察官が刑法典第369条1項の職権を用いた行為による公務員による違法報酬授受の提案に該当する罪が有ると認定したとあり、禁固2年の有罪とすると書かれている。

判決は、控訴されなければ、公表時から30日後に発効するとのこと。

なお、被告人は、検事総局に勤めていた検察官であり、当時、国家汚職対策局(NABU)選考委員会委員に対して、NABU捜査部隊の代表と副代表のポストへの選考時の採用を求めて、1万ドルの違法報酬を提案した容疑で起訴されていた。