汚職対策機関、ボリスピリ空港の汚職スキームを摘発

国家汚職対策局(NABU)は、国営「ボリスピリ国際空港」社元総裁らに権力乱用の容疑を伝達した。

7日、NABU広報室が公表した

捜査班は、ボリスピリ空港社の幹部は、2014年から2019年にかけて、過去の賃貸契約を根拠にした不当な賃料にて他企業にスペースを違法に貸していたことを判明させたという。しかし、施設はインフラ省に属しているため、本来空港のスペースの賃貸は、国家資産基金のみが公共調達形式でのみ提供しなければならない。ボリスピリ空港社がこうむった被害額は1650万フリヴニャを超えると発表された。

NABUと特別汚職対策検察(SAP)は、2019年6月から本件捜査を行っていたとのこと。