汚職犯罪調査記者の自家用車に放火

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17日未明、汚職犯罪の調査報道「スキーム」の撮影班運転手の自家用車が何者かに砲火された。

「スキーム」の記者であるミハイロ・トカチ氏がフェイスブック・アカウントで伝えた

トカチ記者は、「悪いニュースが続いている。私たちが4年間、撮影で使ってきた車両が、あなた方が見たように、燃やされた」と書き込んだ。

トカチ氏は、この車両で最後に撮影したのは、「道路の王様たち」という名の、政権幹部による道路交通法違反に関する報道だったと伝えた。

トカチ氏は、「撮影の際や、報道の中にて、私たちの車や私たちが国家警備局職員に監視されていると何度も強調してきた。車は、運転手の住む建物の近くに停められていた。盗聴、車両放火、次は何だ?」と書き込んだ。

これに先立ち、トカチ氏は、8月8日に自身の居住地にて通信傍受のための機器が見つかったと治安機関に通報している。その後、同氏は、11日に警察捜査班が対応しないことに対するクレームも提出していた。