保安庁、ハンジューク活動家殺害事件のマンヘル容疑者を裁判出廷目的で拘束

保安庁(SBU)職員は16日、ヘルソン州議会議長であり、ハンジューク活動家殺害事件の容疑者の一人であるウラディスラウ・マンヘル氏を裁判所へ出廷させるために拘束した。

検事総局広報室が伝えた

発表には、SBU職員は本日午前7時ごろ、ハンジューク活動家襲撃の発注・組織の容疑がかけられているヘルソン州議会議長を拘束したと書かれている。

現在、SBU職員が、マンヘル容疑者をキーウ(キエフ)市ペチェルシキー地区裁判所に搬送しているところだという。検事総局は、容疑者が証人やその家族に対する脅迫を通じて違法な影響力行使を試みたことにより、同容疑者への未決囚予防措置変更を裁判所へと要請することを決定したと伝えている。

ヘルソン市長の補佐官であり、市民活動家であったカテリーナ・ハンジュークさんは、2018年7月31日に複数の人物に硫酸をかけられ、全身火傷、一部視力を失うなどの重傷を負った。その後、ハンジュークさんには、10回以上の手術が行われたが、同年11月4日病院で亡くなった。

その後、ハンジュークさんへ襲撃を行った容疑者5名が拘束され、さらに、昨年11月12日にはミコラ・パラマルチューク最高会議議員(BPP党会派)の元補佐官であるイーホル・パウロウシキー氏も逮捕された。

また、2019年2月11日には、ヘルソン州議会議長であるウラディスラウ・マンヘル氏にハンジューク氏の殺害を組織した容疑が伝達されていた。