保安庁防諜職員、ロシア諜報機関諜報員を拘束 機密情報取得

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保安庁(SBU)の防諜職員は、ロシア連邦保安庁(FSB)の諜報員がウクライナの造船分野のアクセス制限のある技術情報を違法に取得・伝達しようとする試みを摘発、未然に防いだ。

19日、SBU広報室が伝えた

発表には、「SBU作戦実行班は、ミコライウ州住民が金銭獲得目的で機密情報譲渡のために率先し露FSB代表者とコンタクトを確立したことを発覚させた。指示者の課題を受けて、このエージェントは、主要造船企業の内の一社の活動、とりわけ、技術製造に関する機密情報を収集していた」と書かれている。

SBU職員は、この人物とFSB職員のコンタクトを記録し、この人物が電子チャンネルを通じて集めた情報を違法に譲渡しようとしたところを拘束したと発表した。

この人物は、今後刑法典第111条1項(国家反逆罪)に従った容疑が伝達され、裁判所にて未決囚予防措置が選択されることになるとのこと。

写真:SBU広報室