3歳児殺害事件:裁判所、容疑者2名を逮捕

キーウ(キエフ)市地区裁判所は、キーウ州議会のヴヤチェスラウ・ソボリェウ議員の3歳の息子の殺人容疑のかけられている、オレクシー・セメノウ氏とアンドリー・ラウレフ氏への未決囚予防措置として、保釈金設定のない逮捕の判決を下した。

キーウ市検察のナジーヤ・マクシメツ広報官が伝えた。

マクシメツ広報官は、ラウレフ容疑者については、ウクルインフォルムに対して、「裁判所は、同容疑者に対して、保釈金設定のない逮捕の未決囚予防措置を選択した。捜査班は、同容疑者が発砲し、その銃弾が子供に命中したとみなしている」と発言した。

同広報官はその後、もう一人のセメノウ容疑者につき、自身のフェイスブック・アカウントにて、「首都検察の主張を受けて、3歳男児殺害の二人目の容疑者も、同様に保釈金設定のない2か月間の逮捕が決まった」と書き込んだ

なお、本件は、12月1日夜、12月1日、キーウ市内にて、自家用レンジローバーへの銃撃が行われ、乗車していた3歳の児童が死亡した。運転していたのは、キーウ州議会議員のヴャチェスラウ・ソボリェウ氏であった。

翌2日、キーウ市警察が、同殺人の容疑者を拘束したと発表していた。