ヴォウク区行政裁判所所長に容疑伝達=検事総局

2日、サルハン検事総長報道官がウクルインフォルムにコメントした。

同報道官は、「パウロ・ヴォウク氏は、現在事情聴取を受けている。容疑文は、既に同氏に手交されている」と発言した。

これに先立ち、7月26日、国家汚職対策局(NABU)と検事総局特別捜査局の捜査官が共同で、キーウ(キエフ)区行政裁判所の建物内で家宅捜索を実施していた。その後、NABUと検事総局特別捜査局は、同裁判所の所長と裁判官たちが他の裁判所の案件の審議に体系的に干渉していたとし、とりわけ、違法蓄財の無効化や、政権浄化を違法と認定する憲法裁判所の複数決定の審議時に、個別の裁判官に影響力を行使していたことが確認されたと発表していた