ロシア軍、キーウとキーウ州を弾道ミサイル等で攻撃 死者計12名
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は1日未明、同国首都キーウ市と中部キーウ州に対して弾道ミサイルや無人機による航空攻撃を行った。現時点でキーウ市で8名、キーウ州で4名の死者が確認されている。
キーウ市の被害状況については、国家非常事態庁がテレグラム・チャンネルで報告した。
同庁は、現時点でキーウ市内の死者は8名、負傷者は5名、内3名は児童だと伝えている。市内の被害以下のとおり。
ダルニツィキー地区:2地点で着弾により火災が発生し、7名が死亡。また1名が重体で病院に搬送。もう1地点では、爆風で2名(内児童1名)が負傷。
ホロシーウシキー地区:非居住型建物に着弾。発生した火災は鎮火済み。1名死亡。
ソロムヤンシキー地区:無人機が集合住宅に着弾し、部分的な破壊発生。消防士が男性1名を救助、女性1名を瓦礫の下から救出。
ロシア軍によるキーウへの大規模攻撃の被害 写真:国家非常事態庁
その他、国鉄「ウクルザリズニツャ」のペルツォウシキー理事長は、キーウ市内の死者の内6名は鉄道職員だとフェイスブック・アカウントで報告した。
ペルツォウシキー氏は、「キーウへの未明の弾道ミサイル攻撃は、鉄道車庫やその他の鉄道施設を狙ったものだ。弾道攻撃は7名の命を奪った(編集注:現時点では8名)。その内6名は私たちの同僚だ。1名の同僚が負傷し病院に搬送された」と伝えた。
また同氏は、「数十名がシェルターへ避難して助かった。私たちは彼らが立ち直るのを支援している」と発言した。
同氏はさらに、「多くのものが破壊された。未明から私たちは現地にいる。すぐ近くでは作業場が完全に破壊された。救助隊員たちが複数の場所で消火作業を続けている。2つの区間で行われていた運行停止は解除された」と報告した。
キーウ州の被害状況については、トカチェンコ・キーウ州政府行政府長官が「残念ながら、ボリスピリへの敵の攻撃による死者の数は4名に増加した」とテレグラム・チャンネルで報告した。負傷者は13名とのこと。
またトカチェンコ氏は、ボリスピリで5階建て集合住宅1棟、店舗1軒、民家複数、自動車複数、企業1軒、自動車修理工場1軒が損傷したと伝えた。
同氏は加えて、州内オブヒウ地区でも1名が負傷、11軒の民家、倉庫、ガソリンスタンドが損傷したと報告した。