ロシア軍、キーウ市を大規模ミサイル攻撃 死者2名、負傷者56名 キーウ州でも死者2名
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は23日未明、同国首都キーウ市や中部キーウ州をミサイルと無人機で大規模に攻撃した。
首都キーウでは、現時点までに死者が2名、負傷者が56名確認されている。クリチコ・キーウ市長がテレグラム・チャンネルで伝えた。
キーウ市内シェウチェンキウシキー地区の被害 写真:キリロ・チュボチン/ウクルインフォルム
クリチコ市長は、キーウへの攻撃で56名が負傷し、その内児童2名を含む30名が病院へ搬送されたと報告した。
キーウ市の被害 写真:キリロ・チュボチン/ウクルインフォルム
キーウへの大規模複合攻撃 写真:イェウヘン・コテンコ/ウクルインフォルム
またキーウ市検察は、テレグラム・チャンネルにて、86歳と44歳の女性が死亡した、負傷者の中には15歳男児と12歳女児が含まれると伝えた。
中部キーウ州でも、未明の攻撃で2名が死亡、9名が負傷した。国家非常事態庁がフェイスブック・アカウントで報告した。
同庁は、「ロシアのキーウ州へのさらなる攻撃により、住宅、倉庫、附属施設の損傷が確認された他、州内複数地区で火災が生じた。現場では国家非常事態庁部隊が作業している」と伝えた。
州内で被害が報告されているのは以下の自治体。
・ビラ・ツェルクヴァ市:ガレージ組合で火災、ガレージ3点が炎上。
・ブロヴァリ地区:プヒウカ村の開けた場所で無人機の破片お落下が確認。暫定情報では犠牲者や大きな破壊はなし。
・ヴィシュホロド市:集合住宅への着弾確認。
・ファスチウ地区:ノヴォシルキ村で2階建ての集合住宅が損傷。
・タラシウカ村:民家が損傷。
・ヴィタ=ポシュトヴァ村:2軒の民家で火災発生。
・ノヴェ村:民家1軒損傷。
・ブチャ地区:ホレンカ村の流通センターが損傷。
・ヴィシュネヴェ市:集合住宅が損傷。火災発生。
・ビロホロドカ村:倉庫が損傷。
・クリュキウシチナ村:集合住宅が損傷。
・ボリスピリ市:民間サウナの建物が損傷。
ロシア軍のキーウ州攻撃の被害 写真:ヴォロディーミル・タラソウ/ウクルインフォルム
カラシュニク・キーウ州軍行政府長官は、ロシア軍の攻撃でブチャ地区とオブヒウ地区で計2名の男性が死亡、負傷者は乳児1名を含む9名確認されていると伝えた。
カラシュニク氏はまた、州内で最も負傷者が多いのはファスチウ地区だとし、5名が負傷し、内2名が病院へ搬送されたと補足した。