ウクライナ保安庁の無人機、国境から1500キロメートル以上離れたロシア最大級の製油所を攻撃
ウクライナ保安庁(SBU)は30日、同庁特殊作戦センター「アリファ」の無人機が、ウクライナ国境から1500キロメートル以上離れたロシアの製油所「ルクオイル=ペルミネフテオルグシンテズ」を攻撃したと報告した。
SBU広報室が公表した。
SBUは、同庁の無人航空機が2日連続でペルミ市近郊のロシアの石油インフラへの攻撃に成功したとし、「本日(編集注:4月30日)、ウクライナから1500キロメートル以上離れた場所に位置する製油所『ルクオイル=ペルミネフテオルグシンテズ』で『バヴォウナ(編集注:爆発の隠語)』が燃え上がっている」と伝えた。
SBUはまた、同工場は、年間約1300万トンの処理能力を持つロシア最大級の製油所の1つであり、民間部門及びロシア軍の両方の需要のために燃料を供給していると説明した。
暫定情報によると、製油所では原油の一次処理の主要な拠点である蒸留装置が攻撃を受けたという。今回の攻撃の結果、真空及び常圧の蒸留塔で火災が発生し、これらの損傷により、実質的に装置は稼働不能となるという。
また、SBUは、製油所「ルクオイル=ペルミネフテオルグシンテズ」への原油供給を担う「ペルミ」幹線パイプライン・ポンプステーションも再攻撃したと伝えた。
なお、4月29日にもこのポンプステーションはSBUの無人機による攻撃を受けていた。