ロシアは今後数か月で最大12万人の兵力をウクライナで失うリスクあり=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ロシアが今後数か月で前線の兵力10万〜12万人を失うリスクがあるとし、それはロシアの継戦能力に重大な影響を与えることになると指摘した。
ゼレンシキー大統領が記者団との会合後の記者会見に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「私たちは、ロシア軍の補充水準が月4万人であること、その全員が第一線に行くわけではないことを把握している。そして私たちは、殲滅数から、私たちの軍人が、(毎月)3万〜3万5000人の占領者を殲滅していることを確認している。これはロシアが毎月、死者及び重傷者として失っている数だ。このロシア側の損耗数は増大していく。つまり、彼の軍隊は十分に補充されていないということだ。しかし、彼らの間で減少しているのは、何よりもまず第一線に立つ者たちである。つまり、このままいけば、彼らは数か月で最前線にいる者たちを10万〜12万人を失うことになる」と説明した。
また同氏は、それはプーチン氏が厳しい決断を下さざるを得なくなることを示しているとの見方を示した。同氏はその際、「どのような決断だろうか? 動員だ。そうなれば、それは不可逆的なプロセスとなる。もしプーチンが大型動員を宣言すれば、私たちは、それが彼らの社会と彼個人にどのような影響を与えるかは理解している。私は、その場合は、彼がすぐに戦争を止めるとは私は思わない」と発言した。
同氏はまた、ロシア側で財政上の問題も増大していると指摘し、とりわけ、ロシアでは軍人への支払額の減少が確認されていると指摘した。そして同氏は、「彼らはすでにそのような軌道の上に乗っているのだ」と述べた。