プーチンは戦争終結を望んでいないが、ロシアの軍と経済は非常に疲弊している=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は22日、ロシアの独裁者プーチン氏は戦争終結を望んでいないが、ロシアの軍と経済は非常に疲弊していると指摘した。

ゼレンシキー氏がダボスでの記者団とのやり取りの際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「プーチン氏が現在置かれている状況、彼の軍が置かれている状況、損失を出し、この戦争の開始時に設定した目標を達成できていない状況において、同氏が戦争を終結させたいと考えているかどうかについては、私は確信がない。現段階では、彼は望んでいないと私は思うが、彼らの経済は疲弊しており、彼らの軍はとても疲弊している」と述べた。

また同氏は、現在ロシア軍は毎月約3万5000人の戦死者を出しており、この数は今後も増加していくと指摘した。その際同氏は、「それは膨大な損耗だ。当然、ロシアが継続するかしないかは、ロシアが決定することだ。しかし、私たちはこの戦争が終わることを望んでいる。正にそのためにトランプ氏がプーチン氏と対話を行っている。誰もがプーチン氏と話す機会を持っているわけではない。彼(トランプ氏)にはその機会がある。プーチン氏と同じレベルで対話する機会がある。米国はロシアよりも遥かに強いと私は考えている」と指摘した。

同氏はさらに、トランプ氏はおそらく対話を通じてプーチン氏との妥協点を見出そうとしているのではないかと推測し、また「当然、私たちは様々なステップを期待している。既に述べた通り、妥協は双方からなされるべきだ。しかし、ロシアがこの戦争に勝つことはない。これまでも勝っておらず、これからも勝つことはない」と強調した。

写真:大統領府