ロシア軍攻撃でウクライナ中部ジトーミル州で死者1名、負傷者5名
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9日夜から10日朝にかけてのロシア軍によるウクライナに対する無人機とミサイルでの大規模複合攻撃の際に、同国中部ジトーミル州では、住民が1名死亡、5名負傷したことが判明している。
国家非常事態庁がテレグラム・チャンネルで報告した。
報告には、「ロシアの攻撃により1名が死亡、少なくとも5名が負傷した。複数地点で同時に火災が発生した」と書かれている。
救助隊の情報では、ジトーミル市にて民家が複数損傷し、住民1名が火傷を負って病院へ搬送されたが、後ほど病院で死亡したという。また市内で、4名が負傷したとある。
また、同州ベルディチウで攻撃により産業地区の建物で火災が発生した他、地区内で自動車と附属施設が損傷したと報告されている。同市では、負傷者が1名出ているとのこと。
同庁はまた、西部ヴォリーニ州ルーツィク地区で、ロシア軍の攻撃により、1000平方メートルにわたって火災が発生したと報告した。
被害が出たのは、同地区のルーツィク、キヴェルツィ、ツマン。火災は鎮火されており、犠牲者は出ていないとのこと。
❗️Рятувальники ДСНС Волині ліквідували пожежу, що виникла внаслідок ворожого обстрілу сьогодні вночі. 🔹Рятувальники...
Опубліковано Головне управління ДСНС України у Волинській області Вівторок, 9 вересня 2025 р.
これに先立ち、ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、9日夕方から10日朝にかけて、自爆型などの無人機415機と巡航・弾道ミサイル43弾でウクライナに攻撃を仕掛けていた。
ウクライナ空軍は、その際に少なくとも8機の無人機がウクライナ国境を越えてポーランド方面へと飛翔していったと報告している。