ロシア軍、598機の無人機と31弾のミサイルでウクライナを攻撃

ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、27日夜から28日朝にかけて同国に対して598機の自爆型などの無人機と31弾の弾道・巡航ミサイルで攻撃を仕掛けた。この内、563点は目標に到達する前に撃墜されたか、飛翔を停止した。

ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで報告した

報告には、27日19時30分以降、ロシア軍は以下629点の無人機とミサイルで攻撃を仕掛けてきたと書かれている。

・自爆型無人機及び自爆型に似せた模倣機計598機(発射地点:ロシア領:クルスク、ブリャンスク、ミレロヴォ、オリョール、シャタロヴォ、プリモルスコ=アフタルスク、被占領下ウクライナ領クリミア:フヴァルジーシケ)

・空中発射型弾道ミサイル「Kh47M2 キンジャル」2弾(発射地点:リペツク州、ヴォロネジ州)

・弾道ミサイル「イスカンデルM/KN23」9弾(発射地点:ブリャンスク州、ヴォロネジ州)

・巡航ミサイル「Kh101」20弾(サラトフ州)

この内、28日9時時点で、撃墜された、ないしは飛翔を停止したのは以下のとおり589点だという。

・無人機563機

・「キンジャル」1弾

・「イスカンデルM/KN23」7弾

・「Kh101」18弾

また、13地点でミサイルと無人機の着弾が、26地点で撃墜された目標の破片の落下が確認されているという。

これに先立ち、ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、27日夜から28日朝にかけて同国首都キーウを自爆型無人機とミサイルで大規模攻撃を行っていた。現時点までに、死者が10名出ていることがわかっている

写真:参謀本部