ウクライナ南部ヘルソン市内でロシア軍散布の「花びら地雷」発見
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ウクライナ南部のヘルソン市にて、ロシア軍が散布したとみられる、「花びら地雷」と呼ばれる対人地雷が見つかり、警察の爆発処理班が処分した。
ウクライナ国家警察広報室が報告した。
警察には、ヘルソン市のドニプロウシキー地区の通りでロシア軍が「ペリュストカ(花びら)」型の対人地雷を遠隔で散布したとの通報が入ったという。
警察は、この兵器は非常に見つけにくく、住民にとって極めて危険であると指摘している。
そして、この地雷は、緑、あるいは茶色のものがあり、草、葉、土の上ではほとんど見えなくなると説明されている。また、地雷は踏んだり乗り上げたりすることで作動する圧力式であることが喚起されている。
地雷散布が通報された通りには、警察の爆発物処理班が出動。彼らが、砲撃と無人機攻撃がある中で、現場をていねいに調査したとある。
発見された爆発物は、制御された爆発によって処理されたという。
なお、ロシア軍によるヘルソン市などヘルソン州の自治体に対する遠隔での対人地雷の散布はこれまでも報告されている。
写真:国家警察