ウクライナは1年以上ロシア2州で作戦を遂行=ゼレンシキー宇大統領

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ウクライナのゼレンシキー大統領は6日、同国は1年以上にわたってロシア領のクルスク州とベルゴロド州で作戦を行っていることを喚起した。

ゼレンシキー大統領がXアカウントに書き込んだ

ゼレンシキー氏は、「ウクライナは1年以上にわたり、ロシア領クルスク州とベルゴロド州で活発な作戦を遂行している。ウクライナ人は改めて、ロシアに然るべき対応をし、同国の攻撃に毅然と反撃することが全くもって現実的であることを世界に対して証明することができたのだ」と指摘した。

また同氏は、クルスク作戦は例外的なものとなったと強調した。その際同氏は、「世界の情報機関はそれを予想できなかった。ロシア人も予想できなかった。世界の多くの人が状況は膠着状態に至っていると思っていたところで、ウクライナ人は、自らの独立を守り、ロシアを戦争の集結へと追いやり続けていることを示したのだ」と説明した。

同氏はその際、クルスク州での課題遂行に関わったウクライナ軍人一人一人、ロシアによるスーミ市やハルキウ州へのさらなる全面的行動を防いだ人々皆に対して謝意を伝えた。

そして同氏は、「私たちはウクライナを守っている。そして、ウクライナのための戦いに命を捧げた一人一人を記憶している。ウクライナに栄光あれ!」と書き込んだ。

これに先立ち、2024年8月6日朝、ウクライナ軍がロシア・ウクライナ国境を超えて、ロシア領クルスク州での戦闘を開始していた。