ロシア軍、ウクライナ南部ドニプロペトロウシク州を攻撃　死傷者あり

ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、２９日未明に同国南部ドニプロペトロウシク州のカムヤンシケをミサイルで攻撃した。現時点までに２名が死亡、５名が負傷したことが判明している。

リサク・ドニプロペトロウシク州軍行政府長官がフェイスブック・アカウントで報告した。

リサク氏は、同ミサイル攻撃により、使用されていない３階建ての建物が部分的に破壊された他、隣接する産科病院と市営病院が損傷したと伝えた。

そして同氏は、「２名が死亡。さらに５名が負傷した。女性２名が重体だ。内１名は妊娠している。３名は中度の負傷だ」と書き込んだ。

リサク氏はまた、ロシア軍は前日夜から州内のニコポリ地区とシネリニコヴェ地区も攻撃したとし、２名が死亡、３名が負傷したと報告した。