ロシア軍、ウクライナ南部ドニプロペトロウシク州を大規模攻撃　死傷者あり

ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、２６日未明に同国南部ドニプロペトロウシク州の複数自治体に対して大規模な複合攻撃を行った。死傷者が確認されている。

リサク・ドニプロペトロウシク州軍行政府長官がフェイスブック・アカウントで伝えた。

リサク氏は、「恐ろしい夜だった。州に対して大規模な複合攻撃が行われた。ドニプロでは攻撃により男性１名が死亡。女性１名が負傷した」と伝えた。

市内では、集合住宅が破壊された他、産業企業が損傷。火災が発生し、自動車が炎上したという。

ドニプロ地区でも複数の火災が発生したとし、商業施設や企業が炎上、また複数地点で乾燥した芝生も炎上したという。

同地区では、１名が死亡、４名が負傷したとのこと。

その他、シネリニコヴェ地区に対して滑空誘導爆弾による空爆が行われ、火災が発生。ニコポリ地区では無人機が着弾。マルハネツ共同体も攻撃を受けたという。

追加（７月２６日１０：２８）：ドニプロ市被害の写真を追加