ゼレンシキー宇大統領、クリミアの露占領軍飛行場への攻撃を認める

ウクライナのゼレンシキー大統領は１７日、被占領下ウクライナ領クリミア・ジャンコイのロシア占領軍の飛行場への作戦遂行の成功につきウクライナ軍人への謝意を表明した。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージの際に言及した。

ゼレンシキー氏は、「特殊作戦、特に重要な作戦、ロシア軍の機材や戦闘インフラを破壊する極めて重要な作戦を準備しているウクライナ軍の中の全ての人々にも感謝したい」と発言した。

その際同氏は、同日ウクライナ軍が「ジャンコイの飛行場の占領軍に対して正しい攻撃を実現した」と述べ、「戦士たちよ、ありがとう！　あなた方の精確さに感謝する！」と強調した。また同氏は、シルシキー宇軍総司令官に対しても、作戦組織につき謝意を伝えた。

さらに同氏は、「占領者は失わねばならない。そしてその損失１つ１つが、ウクライナの力である」と指摘した。

これに先立ち、１７日、一時的被占領下ウクライナ領クリミアの軍用飛行場「ジャンコイ」のある地区にて爆発音が確認されていた。

パルティザン活動家たちは、同攻撃によりロシア占領軍の防空システム「Ｓ４００」と指揮所が攻撃されたと伝えていた。