ウクライナ東部ハルキウ、市の中心部にミサイル3弾着弾=警察

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2日朝のロシア軍のウクライナに対するミサイル攻撃により、同国東部ハルキウでは3弾が市の中心部に着弾した。

国家警察ハルキウ州総局コミュニケーション課がフェイスブック・アカウントで報告した。

ハルキウ市内の被害 写真:ヴヤチェスラウ・マジイェウシキー/ウクルインフォルム

発表にて、ティモシュコハルキウ州総局長は、「現場で活動している爆発物専門家は、3弾の飛来があり、1つ生活用ガスの爆発があったとの意見で一致している。他方、この情報は(詳細が)解明されるかもしれない。ミサイルの種類は、もっともありうるのが『イスカンデルK』か『キンジャル』だ。これはロシア連邦の最も高価なミサイルであり、彼らはこれを平和な地区へ放つことを惜しまなかったのだ。私たちは、この痛みを乗り越え、報復を加える」と伝えた。

なお、ハルキウでは、同日11時30分までに、1名の91歳の女性の死亡が確認されている他、45名が負傷、内5名が児童だという。内38名が病院へ搬送されており、3名が重傷、1名が意識不明の重体だという。

市議会発表によれば、ロシアの攻撃で、33軒の建物、送ガス管、暖房ネットワークが損傷し、攻撃のあった地区では現在電力供給が止まっており、6軒の建物では中央暖房システムも止まっているという。