ゼレンシキー宇大統領、最前線の東部アウジーウカを訪問

ウクライナのゼレンシキー大統領は２９日、ロシア軍侵攻に対する激しい防衛戦の続く東部ドネツィク州のアウジーウカを訪問したと報告した。

ゼレンシキー大統領がフェイスブック・アカウントで伝えた。

ゼレンシキー氏は、「アウジーウカだ。私たちの拠点。私たちの青年たち。ウクライナはここで、自分の物と私たちの人々皆を守っている。ドネツィク州、ハルキウ州、ザポリッジャ州、ヘルソン州の左岸といった他の前線と同様にだ。苦しい。それは痛みであり、損失である。そして、それはウクライナの命を自分のところで維持している人たちのことである。ここでは命を賭けた戦いが生じている。そして、私たちは全ての戦士たちに感謝している。一人一人の兵士、一人一人の水兵、一人一人の軍曹、一人一人の将校が、この戦争を耐えている。私はあなた方皆に感謝している、戦士たちよ！」と発言した。

また同氏は、アウジーウカの戦士たちにクリスマスと新年のお祝いを伝えたと述べた。

写真：大統領府

その際同氏は、「ゼロ地点（編集注：最前線）で私たちの国を守っている人皆に、限りない感謝を。彼らを助けてくれている身内、親族にも、前線の兵士たちに必要な物が届くように活動している人皆にも。世界で私たちを信じ、ウクライナがより多くのことをできるようにあらゆることをしてくれている人たち皆にもだ。私たちは、この戦争で何が定まっているのかを覚えている。私たちの国を守っている。ウクライナに栄光あれ！」と強調した。

なお、ロシア軍は、アウジーウカ制圧に向けて同方面で攻勢を続けている。