ウクライナ東部アウジーウカに残っている住民は1336人

ロシア軍による攻勢が続くウクライナ東部ドネツィク州アウジーウカ市には、現在1336人の住民が残っている。

26日、バラバシュ・アウジーウカ市軍行政府長官がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。

バラバシュ氏は、「避難が続いている。脱出を希望する人の数は少し減った。今日、あらゆる困難があるにもかかわらず、私たちは4名の人を同市から避難させることができた。現時点で、同市には1336人が残っている。明日は、少しだけ多くの人を避難させる予定だ。治安状況を見ていく」と発言した。

また同氏は、ロシア軍は避難経路を以前より頻繁に攻撃しており、FPVドローンを使用していると伝えた。現在、3つのボランティアグループが同市からの避難を支援しているという。

その他同氏は、アウジーウカでは食料品の予備が足りておらず、食料品が運び込まれていると述べた。そして、清潔な水は重要インフラ施設とボランティア地点のために運ばれているだけであり、住民への供給を確保することは現在できておらず、住民は地下水を使う以外の選択肢がないと伝えた。

なお、2020年時点のアウジーウカの人口は、3万2436人だった。

写真:タルナウシキー作戦戦略部隊集団「タウリヤ」指揮官