ウクライナ政権幹部、ウクライナ軍内の露国籍者大隊の存在を認める

ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は26日、ウクライナ軍の中にロシア国籍者だけで構成されている大隊が編成されていることを認めた。

ダニーロウNSDC書記がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。

ダニーロウ氏は、「確かに、私たちの側には、プーチン政権に完全に反対している多くのロシア連邦代表者、ロシアのマイノリティがおり、彼らはこの戦いにおいて私たちを助けている」と発言した。

同氏はまた、それは単発の事例ではないとし、「近々私たちはそのような大隊を複数目にするだろう。私は、それはウクライナ軍の中に存在するということができる。それは全く異なること、全く異なる状況だ」と発言した。

さらに同氏は、現時点で本件に関して多くの情報を提供することはできないとしつつ、しかしながら、ロシア国籍保有者がウクライナ軍と肩を並べて戦っているということは、現在の戦争の当初からの事実であると指摘した。

これに先立ち、24日、ブルームバーグがウクライナ軍にロシア国籍者のみで構成される「シベリア」大隊が編成されていると報じていた

また、今年の9月、ロシアからの独立を目指すバシキール民族運動の亡命委員会は、ウクライナ軍を基盤としてバシキール解放軍を結成すると発表していた