ロシア黒海艦隊は艦船を分散させている=ウクライナ海軍

ウクライナ海軍のプレテンチューク報道官は14日、ロシア海軍黒海艦隊は自らの艦船をノヴォロシースク、フェオドシヤ、ケルチへと分散させていると発言した。

プレテンチューク報道官がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。

プレテンチューク氏は、「彼ら(ロシア)は、艦船を概ねセヴァストーポリ以外の港に分散させている。海軍のかなり大きな基地のあるノヴォロシースクや、フェオドシヤや、ケルチにもだ。さらには、時々、アブハジアの基地を復活させるという話まで時々出てきている。しかし、それは今のところ確認されていない情報だ。分散に関しては、私たちにより確認済みの事実である」と発言した。

同時に同氏は、ロシア軍には艦船を分散させる中で接岸問題が生じたとし、「それら船舶を停泊させるための係留施設が足りないのだ。結果、彼らにとってそれほど惜しくない船を何席か、セヴァストーポリに戻している。それは、セルナ級揚陸艇と何隻かのタグボートだ」と伝えた。