ロシア軍はウクライナ東部で戦力を再編している=マリャル宇国防次官

ウクライナのマリャル国防次官は15日、ウクライナ東部にて過去1週間ロシア軍の砲撃数が減少したが、それはロシア軍が侵攻計画を断念したわけではなく、敵は現在戦力を再編しているところだと発言した。

マリャル国防次官がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。

マリャル氏は、「過去1週間と今週初日(月曜日)の昨日、私たちは確かに、東部にて砲撃と攻撃の数が減少したのを確認しているが、しかしそれは敵が交代しているとか、敵が自らの計画を断念したとかいうことは全く意味しない。単にそれは、敵がクプヤンシク方面とリマン方面で活発化した際に、私たちの軍が敵を本当に非常に強力に攻撃したということだ。私たちの軍はそこで確かに敵を非常に効果的に止め、多くの戦力、敵の兵器を殲滅した。そして、現在彼らのところでは、再編をして、戦いで失った戦力を回復する時なのだ。彼らは、自らの計画を断念しておらず、攻勢をかけていた場所で攻勢を続けるつもりだ。つまり、戦闘は続いていく」と発言した。

また同氏は、前線の状況は毎時間変わっているのであり、現在焦ったり、敵を過小評価すべきではないと述べた。

さらに同氏は、東部バフムート方面の南部にてウクライナの防衛戦力が戦闘をしながら前進しており、また南部方面でも前進していると伝えた。

同氏は、「私たちは、昨日も南部でウロジャイネを巡る戦いが続いていると報告した。メリトポリ方面とベルジャンシク方面にて、効果的に前進することを可能とするための作業が続いている。敵がそこの支配的高地に多くのコンクリートの防壁を設置したため、そこを通過するのは容易ではない」と発言した。

その他同氏は、ウクライナ防衛戦力の移動に関する情報は、彼らの行動の邪魔となることのないように、慎重に提供されていると改めて強調した。

また同氏は、敵は東部のアウジーウカに入るのではなく、同市を包囲しようとしていると伝えた。その際同氏は、「彼らにとっては、先に進む上での障害がないことが重要なのだ。なぜなら、彼らの課題はドネツィク州都ルハンシク州を完全に制圧することだからだ。そのため、当然、彼らにとってアウジーウカは進路における非常に深刻な障害である。そして、彼らは、支配的高地を支配し、先に進むために、その高地を巡る戦いを行っているのである」と説明した。

同時に同氏は、ウクライナ防衛戦力は敵をアウジーウカ方面に進ませず、概して敵を前進させないようにしていると発言した。

写真:参謀本部