ウクライナ南部のロシア軍兵站への攻撃は成果を出している=宇軍報道官

ウクライナ軍南部司令部「ピウデン」のフメニューク合同調整報道センター長は11日、南部のウクライナ防衛戦力によるロシア軍の兵站への攻撃はかなりの成果を出しており、以前敵が放つ1日の砲弾数が400〜500弾であれば、現在は最大300弾となっていると発言した。

フメニューク合同調整報道センター長がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した

フメニューク氏は、「防衛戦力は対砲兵攻撃を続けている。私たちの担当地域は非常に強力だ。現在、特徴的なのは、敵がドニプロ=ブジキー潟の右岸と対岸への砲撃数を70に維持しようとしている点だが、しかし砲弾数は著しく減少している。以前が400〜500弾だったとしたら、現在敵は24時間で最大300弾のみ使うことができている。それはつまり、敵の補給、兵站への攻撃がかなりの結果を出しているということだ」と発言した。

同氏はまた、ドニプロ川左岸に敵の戦力が集中していることから、ウクライナ防衛戦力は同作業を続けているとし、ウクライナ側は今のところは遠隔で敵の重火器のある地点に対して活動を行っており、過去24時間で2つの強力な火砲を破壊したと伝えた。