ロシアのウクライナでの兵力損耗は22万人以上=ウォレス英国防相

英国のウォレス国防相は29日、米国の最新データだとしつつ、ロシア軍はウクライナに対する全面侵攻の期間中、少なくとも22万人の損耗(死亡あるいは負傷)を出したと発言した。

ウォレス国防相がロンドンでのヨンソン・スウェーデン国防省との共同記者会見時に発言した

ウォレス英国防相は、「私が見た米国の最新データによれば、(ウクライナにおける)ロシア人死傷者数は22万人を超えている」と発言した。

同氏はまた、それはロシア側が多大な損耗を出し続けていることを示すものだとして、ロシアに対してウクライナの主権領土からの撤退を改めて呼びかけた。

同氏はさらに、英国は同盟国とともに、ウクライナへの軍事支援を続けていくとも発言した。