ロシア軍、ウクライナ東部ドネツィク州へのミサイル４弾発射

７日朝方、ロシア軍は、ウクライナ東部ドネツィク州クラマトルシク市へとミサイルを４弾発射し、集合住宅を破壊した。

キリレンコ・ドネツィク州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで報告した。

キリレンコ氏は、「朝方、ロシア軍は、クラマトルシクに４弾のミサイルを放った。暫定情報では犠牲者は出ていない」と伝え、着弾地点の写真を掲載した。

同氏はまた、同州ヴォルノヴァハ方面では、７日未明、ヴフレダルとパウリウカに対して火砲による集中砲火があったとし、こちらでも犠牲者は出ていないと伝えた。

他方で、ドネツィク方面では、クラスノホリウカへの砲撃で住民が２名負傷したとし、またマルインカとヘオルヒーウカ、アウジーウカへも攻撃があったと報告した。

また、ロシア軍による攻撃の激しいバフムートでは、「住民が１名殺され、２名が負傷した。民家５軒、集合住宅１軒、企業１軒が損傷した」と発表された。ソレダール共同体では、ヤコウリウカとバフムツィケへの集中的攻撃があり、またツォレツィカ共同体とスヴィトルダル共同体近郊も砲撃を受けたと報告された。

リシチャンシク方面では、リマン市住民が１名負傷した他、トルシケとザリチュネへの砲撃も続いていると伝えられた。