ロシア軍、ドネツィク州主要２都市を砲撃　死傷者あり

ロシア軍は１９日、ウクライナ東部ドネツィク州の主要都市であるクラマトルシクとスロヴヤンシクを砲撃した。

クラマトルシクへの攻撃については、キリレンコ・ドネツィク州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルにて伝えた。

キリレンコ氏は、「クラマトルシクで大きな爆発音があった。ロシア軍は、市の中心部を攻撃。暫定情報では、航空機によるミサイル攻撃だ。現時点で、少なくとも１名の民間人死亡が判明している」と書き込んだ。

国家非常事態庁は、テレグラム・チャンネルにて、クラマトルシクの市中心部への攻撃により、１０名の住民が負傷したと伝えた。

同庁は、今日１２時５５分にクラマトルシクの５回建て集合住宅３階のバルコニーと４階にて火災が発生、１３時３７分に鎮火したと伝えた。

また、リャフ・スロヴヤンシク市軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、ロシア軍の同市への攻撃で多くの民家が破壊されたと伝えた。

リャフ氏は、「残念ながら、スロヴヤンシクはまた砲撃を受けた。爆発が４回だ。多くの家が損傷し、人々が瓦礫の下にいる。負傷者が出ている。暫定情報では、死者は出ていない」と伝えた。