「ウクライナ軍の死者数は小さくないが、終戦までは発表が禁じられている」=大統領府長官顧問

ウクライナのアレストヴィチ大統領府長官顧問は、ロシア・ウクライナ戦争におけるウクライナ軍人の死者数は小さくないとしつつ、死者の具体的数を発表することは終戦まで禁じられていると発言した。

アレストヴィチ氏がBBCウクライナ語版へのインタビュー時に発言した

アレストヴィチ氏は、「数字はもちろんある。私は、一桁まで確実に知っている。しかし、終戦までは言わない。私たちは、損耗を出している。それは少なくはない。ロシアよりははるかに少ないが、それでも小さい数ではない。一人一人が数えられており、一人一人が記憶の中に残っており、一つ一つの家族に敬意と支援が与えられている」と発言した。

同氏は、世界のいかなる軍も、戦時中に損耗数を発表はしないとし、それは第一に軍事機密であるし、第二に敵が行動の効率を測る上での助けとなってしまう可能性があるからだと発言した。