ゼレンシキー宇大統領、キーウ訪問のポーランド、チェコ、スロベニアの首相と会談

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ウクライナのゼレンシキー大統領は15日、キーウ(キエフ)を訪問したモラヴィエツキ・ポーランド首相、フィアラ・チェコ首相、ヤンシェ・スロベニア首相と会談し、ロシアの侵略と現在のウクライナの国内状況を説明した。

ゼレンシキー大統領がフェイスブック・アカウントで動画を公開した

ゼレンシキー氏は、「武器に関して。私たちの今の状況は危険だ。概して、国内は危険である。私たちは、あなた方に(編集注:今回の訪問につき)頭を下げる。例えば、私たちは今日、キーウの複数の住宅街が砲撃を受けた。彼らは、全土で、ウクライナ西部のリヴィウ州へも攻撃をしている」と発言した。

同氏はまた、ウクライナ国内ではロシア軍の中に外国人もいるとし、「彼らは私たちのわからない言語を話している。彼らは、シリアかどこかから連れてこられているのだ」と説明した。

これに先立ち、シュミハリ・ウクライナ首相は、3国の首相とウクライナの今後のサポートについて協議すると発表していた。

なお、2月24日のロシアによるウクライナに対する全面的な侵略戦争が始まってから、外国首脳がキーウを訪れるのは今回が初めて。

写真:大統領府