大統領選決勝戦が行われた場合、勝者は現職のゼレンシキー氏
世論調査
ウクルインフォルム
最新の世論調査により、現在ウクライナ大統領選挙の決選投票が行われた場合、対抗候補が誰であっても、現職のゼレンシキー大統領が勝利することがわかった。
4日、レイティング社が2021年2月2、3日に実施した世論調査結果を発表した。
同世論調査の発表では、大統領選挙第一回投票の際の投票先としてもっとも多くの支持を得たのは、現職大統領のヴォロディーミル・ゼレンシキー氏(全体の17.5%、投票先を決めている回答者の間の21.2%、以下同)。
これに続き、2位はユーリー・ボイコ野党生活党共同代表(14.1%、17.1%)、3位はペトロ・ポロシェンコ欧州連帯党党首(前大統領)(13.5%、16.4%)、4位はユリヤ・ティモシェンコ祖国党党首(10.2%、12.3%)であった。
決選投票が行われた場合の投票先は、ゼレンシキー氏とボイコ氏が決選投票に残る場合、38%がゼレンシキー氏、25%がボイコ氏に投票すると回答(投票しない、回答困難を除いた場合は、60%と40%、以下同)。
ゼレンシキー氏とポロシェンコ氏では、33%と27%(56%と44%)。
ゼレンシキー氏とティモシェンコ氏では、36%と29%(55%と45%)。
ボイコ氏とポロシェンコ氏では、33%と32%(51%と45%)であった。
今回の世論調査は、レイティング社が2月2、3日にクリミアとドンバスの被占領地を除くウクライナ全土にて18歳以上の有権者2000名以上に対してCATI方式(computer-assisted telephone interviews)で実施したものであり、理論的誤差は最大±2.2%となると発表された。
上部写真:大統領府