クリスマスを祝うのは、12月25日? 1月7日? それとも両方?
レイティング社が1月2日から4日にかけて実施した世論調査の結果を発表した。
結果によれば、ユリウス暦にしたがって1月7日にクリスマスを祝うと答えた回答者は77%、グレゴリオ暦にしたがって12月25日に祝うと答えたのは3%であった。同時に、1月7日と12月25日のどちらも祝うと答えた人は15%に上った。また、5%がクリスマスを祝わないと回答した。
両方の日付で祝う、あるいは12月25日に祝うとの回答は、西部とキーウ(キエフ)市にて多かった。
また、新年の祝賀シーズンの中で一番好きな祝日について尋ねたところ、56%がクリスマスと回答。続けて、正月(1月1日)との回答が28%、聖ミコライの日(12月19日)との回答が6%、旧正月(1月14日)との回答が3%でった。
聖ミコライの存在を信じるかとの設問に対して、62%が信じると回答、35%が信じないと回答。極寒爺(ジド・モローズ)の存在については、31%が信じると回答、65%が信じないと回答した。
また、聖ミコライと極寒爺の人気、好きな祝日は、地域差が大きいことがわかった。西部では、聖ミコライとクリスマスが人気なのに対して、南部・東部では、極寒爺と正月の人気が相対的に高かった。ただし、南部・東部でも、極寒爺を信じると答えた者より、聖ミコライを信じるとの回答の方が多く、最も人気のある祝日は、クリスマスと正月が同程度の結果となった。
今回の世論調査は、レイティング社が2021年1月2日から4日にかけて、CATI(computer-assisted telephone interviews) 方式にて、被占領下クリミア・ドンバスを除くウクライナ全国の18歳以上の人物2500名に質問したものであり、理論的誤差は最大±2.0%となると発表された。