新型コロナ感染拡大 ウクライナ国民が最も危惧していることは?
世論調査
ウクルインフォルム
最新世論調査の結果、新型コロナウイルス感染拡大に関して、ウクライナ国民が最も危惧しているのは、「身近な人の健康」だということがわかった。
24日、キーウ(キエフ)国際社会学研究所が3月21日〜24日に実施した世論調査結果を発表した。
回答者は、「現在最も危惧していることは何か」との設問を受け、選択肢の中から最大3つの回答を選んでいる。
その上で、最も回答率が高かったのは、「近しい人の健康問題」で65%であった。これに続き、「見通しの立たない状況」(46%)、「自分の健康」(32%)、金銭面での困難(29%)、自宅に居続けることの難しさ(28%)、公共交通機関の不在(15%)と続いた。
その他、9%の回答者が「失業のおそれ」、7%が「無給の休暇」を挙げた。
今回の世論調査は、キーウ国際社会学研究所が2020年3月21日から24日にかけ、オンラインの「インポール」を用いて402名に対して実施したもの。18歳以上のインターネットを利用する有権者で、約80%が都市部出身で、全ての地域から抽出されていると説明されている。理論的誤差は最大±5%だと発表された。