エピファニー宇正教会首座主教とポンペオ米国務長官、被占領地の教会問題を協議
写真
ウクルインフォルム
エピファニー・ウクライナ正教会首座主教(キーウと全ウクライナの府主教)とマイク・ポンペオ米国務長官は31日、キーウ(キエフ)市内で会談し、ロシアにより占領されているドンバス地方一部地域とクリミアにおける問題をはじめ、ウクライナ正教会が抱える問題について協議した。
両者の会談は、聖ミハイル黄金ドーム修道院にて行なわれた。ウクライナ正教会広報室が伝えた。
発表には、「エピファニーは、客人に対して、ウクライナ正教会の状況、社会や国家との連携、ウクライナ正教会の国際的繋がりの拡大について述べた。ロシアにより一時的に占領されているドンバスとクリミアにおけるものをはじめ、ウクライナ正教会にとっての挑戦に特別な注意が向けられた」と書かれている。
また、エピファニー首座主教から米国側に対して、外からの挑戦への対抗の文脈でのウクライナへの堅固かつ理想的なサポートや、国家形成・民主的改革での支援につき、謝意が述べられたとのこと。
発表には更に、今回の会談後に、ポンペオ国務長官がエピファニー首座主教の同行の下で聖ミハイル黄金ドーム大聖堂の視察を行ったことが伝えられている。
なお、ポンペオ国務長官は、30日にキーウへ到着している。31日には、ゼレンシキー大統領の会談が行なわれる。
写真:ウクライナ正教会広報室