ホロドモール犠牲者追悼行事、大統領等参加
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ウクルインフォルム
23日、国立ホロドモール犠牲者追悼博物館の敷地内で開催されたホロドモール犠牲者追悼行事に、ゼレンシキー大統領夫妻はじめ、政治家、宗教関係者、外交団、一般市民らが参加した。
ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー大統領は、演説にて、「ウクライナ人が経験した痛みを表す言葉を、人類はまだ思いついていない。大量の事実、証拠があるにも関わらず、いまだにシンプルな質問への答えがない。『なぜそれは行われたのか?』一体どうしたら、一民族全体を絶滅させようという考えが現れるのだ?一体、どうしたら人々から最後のパン切れを、最後の望みを奪うことができるのだ?せめて子供だけでも明日の朝まで生き延びられれば、という最後の望みを」と述べた。
写真:大統領府広報室
大統領は、「私たちは、ウクライナ人だ。私たちには今も、力がある。しかし、私たちには、決して忘れられないことと決して許せないことがあるのだ」と強調した。
大統領は、午後4時、全国同時の1分間の黙祷の開始を宣言した。
同行事は、ウクライナ正教会のエピファニー首座主教がホロドモールの犠牲者となったウクライナ人への祈りを司った。
写真:ダニール・シャムキン/ウクルインフォルム
大統領夫妻の他には、ラズムコウ最高会議議長、ホンチャルーク首相、政権関係者、自治体関係者、市民団体代表者、宗教関係者、外交団代表者、ユシチェンコ元大統領夫妻などの姿が見られた。