ジトーミル近郊にて、トリピッリャ文化時代の遺物発掘

ジトーミル近郊にて、トリピッリャ文化時代の遺物発掘

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中部ジトーミル市の近郊にて、トリピッリャ(ククテニ)文化(紀元前3500年〜2700頃)時代の遺物が発掘された。

13日、ジトーミル州郷土史博物館がフェイスブック・アカウントで伝えた。

発表には、「ジトーミル近郊、テーテリウ川沿岸にて、アンドリー・ペトラウスカス歴史学博士率いるウクライナ科学アカデミー考古学研究所の調査隊が、前期同期時代に属する後期トリピッリャ文化の調査を開始した」と書かれている。

また、同博物館のオレクサンドル・タラブキン研究課上級研究員は、調査の際に縄目文土器の破片、すい石による尖端、石臼、人型の像らしきものの断片が発掘されたと伝えた。

トリピッリャ文化時代の遺物の他にも、より年代の新しい時代の物も見つかっており、特に、19世紀末から20世紀初頭にかけての貿易用はんこが発掘されたとのこと。この発掘は、ジトーミル市やベルディチウ市等とロシア帝国の南西部の諸都市の間を繋ぐ交易路がこの地点を走っていたことから説明できると伝えられた。

考古学者たちは、第二次世界大戦時の銃弾、建物の破片、銅製の筒、砲弾も発掘されたと伝えた。この地では、1943年に激しい戦闘があったとのこと。

タラブキン上級研究員は、さらなる発掘への期待を述べた。

写真:ジトーミル州郷土史博物館、フェイスブック


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