高等反汚職裁判所長官にオレーナ・タナセヴィチ氏が選出
ウクルインフォルム
7日、高等反汚職裁判所の裁判官が会議を開き、オレーナ・タナセヴィチ氏を同裁判所長官に選出した。
ウクルインフォルムの記者が伝えた。
1回目、2回目の投票では、どの候補も選出に必要なだけの票が得られなかったが、3回目の投票において、タナセヴィチ氏が23名の裁判官の支持を得て選出された。その際、もう一人の候補であったオリハ・サランデャク氏に投票したのは10名、また5名はどの候補にも投票しなかった。
この投票により、タナセヴィチ氏が高等反汚職裁判所長官職を3年間担っていくことになる。
オレーナ・タナセヴィチ氏は、1982年生まれ、ハルキウ司法アカデミーを卒業し、2002年から法律専門家として仕事をし、その後裁判官秘書官となった。2012年には裁判官に就任。高等反汚職裁判所裁判官に選出されるまでは、ハルキウ州のペチェニジキー地区裁判所で裁判官として勤務していた。
なお、高等反汚職裁判所長官職は、38名の同裁判所裁判官による投票で20名以上が支持することで選出されることが定められている。1回目の投票では、タナセヴィチ氏が15票、パウリシナ氏が14票、ハラバラ氏が9票と、どの候補も20票を獲得しなかった。
2回目投票では、タナセヴィチ氏が16表、パウリシナ氏が15票であり、どの候補も支持しなかった。
写真:ヴァシーリ・ペフニョ/フロマツィケTV