ウクライナ各都市で毛皮衣服反対集会が開催
ウクルインフォルム
24日、首都キーウ(キエフ)をはじめ、ウクライナの各都市で毛皮反対集会「毛皮衣服を永遠に止めよう」が開催された。
ウクルインフォルムの記者が伝えた。
キーウ市では、集会を運営した団体「UAAnimals」は、本物の毛皮を使った衣服を着るのを止めるよう人々に呼びかけ、同時に、最高会議(国会)に対して、ウクライナにおける毛皮衣服の生産を禁止する法案第10019を採択するよう要請した。
集会参加者は、ソフィア大聖堂前に集まり、「自然の毛皮は、55の動物を殺害している」、「あなたの毛皮は、死の直前に叫び声を上げていた」、「私は帽子じゃない、私は生きている」、「毛皮は動物の物である」などと書かれたプラカードを掲げた。
傘下団体の一つ「一つの地球」の代表、パウロ・ヴィシェババさんは、最高会議には毛皮利用禁止法案が登録されていると喚起しつつ、今回の集会はウクライナ全土に対して、毛皮製品の生産・使用を止めるよう呼びかけるものであると訴えた。
この他、同日、同様に毛皮製品の生産・使用に反対する集会は、リヴィウ、ドニプロ、ザポリッジャ、テルノーピリといった都市でも開催された。