ソフィア大聖堂での聖体礼儀は、重要な祝祭日のみ行われる:文化大臣
ウクルインフォルム
キーウ(キエフ)市にあるユネスコ世界遺産リストにも含まれているソフィア大聖堂がウクライナ正教会の聖体礼儀に利用されるのは、教会または国家にとっての重要な祝祭日の際のみとなる。
17日、イェウヘン・ニシチューク文化相が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ニシチューク文化相は、「言うまでもなく、聖体礼儀が行われるのは、宗教上、または国家の主要な祝祭日となる。つまり、宗教上の暦で言えば、クリスマスと復活祭(イースター)である。そして、独立記念日もであるが、これまで同様、全ての宗教団体の代表者による複数宗教間横断祈祷の際に用いられる。この皆で行う祈りは、皆をまとめる素晴らしい伝統である。また、生神女庇護祭等も該当する」と説明した。
同文化省は、「(大聖堂の利用は)毎週のような、定期的に行われるものではない」と指摘し、「なぜなら、ソフィア大聖堂は、国家遺産というだけでなく、ユネスコの世界遺産なのである。大聖堂は、内部に同時に入れる人数の厳しい制限があるし、ろうそくも長時間利用してはならず、また改修作業も行われている。それは、アンドリー教会も同様である」と説明した。
これまでの報道では、アンドリー・パルビー最高会議(国会)議長が、新設のウクライナ正教会の聖体礼儀を行う主要な場所として、ソフィア大聖堂を提案していた。