宇正教会キーウ聖庁総主教は、トモス付与が来週採択される可能性を予想
ウクルインフォルム
ウクライナ正教会への独立付与に関するトモス(編集注:独立正教会の祝福等に関係する正教会の公布文書)が採択されてすぐ、統一会議を開催することが期待されている。
9月30日、ウクライナ正教会キーウ(キエフ)聖庁のフィラレート総主教が5チャンネル局へのインタビューで発言した。
フィラレート総主教は、「最初は、トモス付与の決定です。それから、私たちは、統一会議の開催について合意するでしょう。私は、この会議開催手続きは長引かないと思っています。トモスが本年10月9~11日に採択されれば、10月中にはこの会議を招集できます。トモスの採択が遅れれば、それはもちろん、開催も遅くなります。しかし、私たちは、今年中に全てが終わることを期待しています」と述べた。
これまで報道されたように、4月19日、ウクライナ最高会議(国会)は、ポロシェンコ大統領からヴァルソロメオス1世コンスタンティノープル総主教に対しての独立のトモス付与に関する呼びかけを支持した。
コンスタンティノープル総主教庁聖会議は、すでにウクライナの新しい教会に独立を付与するために不可欠な手続きを開始している。この問題が審議される聖会議の開催は、10月に予定されている。
コンスタンティノープル総主教庁は、ウクライナ正教会への独立付与の準備の一環で、ダニエル大司教とヒラリオン主教の二人を総主教代理として任命した。