ウクライナ、トルコに空中消火機を2機派遣
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ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は29日、リゾート地で山火事の発生しているトルコに、空中消火機派遣などの支援を行うと発表した。
ゼレンシキー大統領がツイッター・アカウントにて伝えた。
大統領は、「友人であるトルコのエルドアン大統領に、大規模火災に関して心からの哀悼を表明した。ウクライナは、トルコに対して、全ての必要な支援を提供する。私たちの空中消火機が明日トルコへ向けて出発する。ウクライナの人々は、この困難な時にあるトルコの友好的人々とともにある」と書き込んだ。
Expressed sincere condolences to my friend President of 🇹🇷 @RTErdogan over the large-scale fires. 🇺🇦 will provide 🇹🇷 with all the necessary assistance. Our firefighting plane will depart to 🇹🇷 tomorrow. 🇺🇦 people will stand together with the friendly 🇹🇷 people at this hard time.
— Володимир Зеленський (@ZelenskyyUa) July 29, 2021
また、30日、ウクライナの国家非常事態庁は、森林火災消化のために同庁の空中消火機2機An-32Pをトルコに向けて派遣すると発表した。同庁はまた、搭乗する専門家は、これまでに森林部での活動や、モンテネグロ、イスラエル、ジョージアでの大規模火災の鎮火に参加した経験のある人物だと伝えた。
これに先立ち、28日、トルコのアンタルヤ県マナヴガト市付近で火災が発生。その後、火災は、近隣地域へと拡大しており、4名が死亡、183名が負傷、58名が病院へと搬送され、民間施設100軒以上に被害が及んでいると伝えらている。