クリミア・プラットフォーム首脳会談参加は28の国家・国際機関

クリミア・プラットフォーム首脳会談参加は28の国家・国際機関

ウクルインフォルム
8月23日にキーウ(キエフ)にて開催が予定されているクリミア・プラットフォーム首脳会談には、すでに28の国家と国際機関の代表者の参加が確認されている。

28日、ドミトロー・クレーバ外相がオンライン記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

クレーバ外相は、「現時点ですでに、28の国と国際機関がクリミア・プラットフォーム首脳会談への参加を認めている。これはウクライナ史上、過去に例のない国際行事となる。大統領、首相、国会議長、閣僚というレベルでの類似の行事の実施のためにこれまで一度もこれほどの数の国がウクライナに集まったことはない」と発言した。

外相は、ロシアはクリミア・プラットフォームに体系的かつ強固に対抗していると伝えた。外相は、「彼ら(ロシア)は、それぞれの国の首都にて、クリミア・プラットフォームへの参加を断念するよう説得するなどして活動している。しかし、私たちは自らの仕事をしているし、私たちは力を持っている」と強調した。

また外相は、欧州と北アメリカの全てのウクライナのパートナー国の参加を期待してると発言した。

さらに外相は、同首脳会談の総括文書としてで採択が予定されるクリミア宣言の内容はほぼ調整が終わっていると伝え、同宣言にはウクライナにとって原則的な内容が記載されると指摘した。

その他、外相は、同クリミア・プラットフォームの会談は1度だけのものではなく、様々なレベルで定期的に開催されていくものだとし、クリミア併合不承認政策、制裁、アゾフ海・黒海地域安全保障、人権・国際人道法保護、占領による環境・経済被害といった、優先的分野での活動の長期的コンセプトの作成作業が続いていると伝えた。

外相は、「クリミアは、ロシアにとっては取っ手のないスーツケースとなっている。クリミア・プラットフォームは、それを持ち上げようのない積荷へと変えるのだ」と強調した。

なお、クリミア・プラットフォームとは、ウクライナが主導する、クリミア占領へ国際社会が効果的に対応することを目的とした新しい協議・調整フォーマット。2021年8月23日にキーウにて同プラットフォームの立ち会げ首脳会談が予定されている。米国からはピート・ブティジェッジ運輸長官が、フランスからはル・ドリアン外相が出席する見込み。


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