今日は「追悼と和解の日」 ゼレンシキー大統領、第二次大戦を忘れないようにとメッセージ

今日は「追悼と和解の日」 ゼレンシキー大統領、第二次大戦を忘れないようにとメッセージ

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ウクルインフォルム
ウクライナでは、5月8日は第二次世界大戦の犠牲者を追悼する「追悼と和解の日」と定められている。

この日は、第二次世界大戦にて、世界規模の暴力により命を奪われた、全ての人種・民族、男性・女性、軍人・民間人、子どもから老人まで、8000万人以上の全ての亡くなった人々への追悼と、またそのあらゆる地獄を生き延びた人々のための日である。

同日、ゼレンシキー大統領は、フェイスブック・アカウントにて、国民向けメッセージを書き込んだ

大統領は、「『2度と繰り返させない』と言う時、私たちが何より念頭に置いているのは、非常に具体的な『決して忘れてはならない』ということである。そのために、多くの国でこの日が追悼と和解の日と定められているのだ。私たちのところでも、この日は5月9日(編集注:対独戦勝記念日)の代わりではなく、歴史をより完全に記憶し、理解するための日なのだ。なぜなら、その歴史は、世界の全ての人たちの共通の、唯一のものだからである。ナチズムが絶対悪であったことを決して忘れないための日である。ナチズムを正当化しようとするものは、誰であれ、必ず裁かれる」と強調した。

大統領は加えて、ウクライナ人がナチズムに対抗して多くのその他の民とともに戦ったことを決して忘れないことも重要だと発言した。

また、大統領は、「(編集注:戦ったのは)ロシア人、ポーランド人、ベラルーシ人、ユダヤ人、ジョージア人、アルメニア人、英国人、米国人、フランス人、その他多くの人たちと一緒にだ。そしてそれは、76年後に、戦争でウクライナの人々の命を奪わせるために戦ったのでは決してない」と伝えた。

大統領は、第二次世界大戦は、人類史における最も恐ろしい出来事となったのであり、そのために世界平和を維持するための国際機関とルールが作られたのだと指摘し、それらを尊重することは全ての人にとって、特に国の首脳や政治家にとっての義務であると強調した。

さらに大統領は、平和は非常に簡単に失われるものであり、真の幸せは平和が回復できたときに訪れるのだと指摘した。

また、ゼレンシキー大統領は、自身のフェイスブック・アカウントのカバー画像を「1939年〜1945年 2度と繰り返させない」と書かれた、ケシの花の画像に変更している。

なお、本日は、ドミトロー・ラズムコウ最高会議議長やデニス・シュミハリ首相をはじめ、ウクライナ国内の政治家や著名人が5月8日の終戦記念日に際したメッセージを発表している。

更新(5月8日14:21)

修正前:76年前、

修正後:76年後に、


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