ウクライナはNATOからロシア抑制方策を期待=クレーバ外相
ウクルインフォルム
ウクライナは、国際パートナー、北大西洋条約機構(NATO)の同盟国から、ロシアの攻撃的意向を抑制する方策を期待している。
13日、ドミトロー・クレーバ外相がブリュッセルにてイェンス・ストルテンベルグNATO事務総長との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
クレーバ外相は、「作戦レベルで、私たちは、ロシア、同国の攻撃的意図を抑制するような方策を必要としている。それは、(NATO)事務総長が述べたような、ロシアにとって侵略の代償を高め得る新しい制裁かもしれない。もしかしたら、それはウクライナの防衛能力への直接的サポートと強化かもしれない。なぜなら、ロシアは、いかなる国もウクライナの防衛分野を支援することがないよう、それによって私たちの防衛能力を弱体化しようと努力をしていることを、私たちは把握しているからだ」と強調した。
外相は、いくつかの方策は「高価」だと思えるかもしれないが、しかし紛争予防の代償は、戦争が開始してからそれを止め、その後戦争被害を克服するよりも安価なのだと指摘した。
外相は、「私たちは、ロシアが緊張を高めることを防ぐべく、あらゆることを行なっている」と発言した。
写真:クレーバ外相(ツイッター)