クレーバ外相、ポーランド外相と会談 露による情勢激化を協議

クレーバ外相、ポーランド外相と会談 露による情勢激化を協議

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ドミトロー・クレーバ外相は8日、キーウ(キエフ)を訪れたズビグニェフ・ラウ・ポーランドと会談を行い、ロシアによる情勢激化について協議を行なった。

ウクライナ外務省広報室が伝えた

発表によれば、クレーバ外相は、ラウ外相に対し、ロシアによる一時的被占領下ウクライナ領での体系的な治安情勢激化、ロシア軍のウクライナ国境近くへの集結、ロシア・プロパガンダの増加について報告した。

ラウ外相は、ロシアの行動に対する懸念を表明した上で、ポーランドはウクライナの主権・領土一体性をめぐる戦いにおいてウクライナを不変かつ強固に支持していると強調した。

両国外相は、ロシアの侵略への対抗するウクライナをサポートする上で、国際社会が連帯するための協力を行うことで合意した。

両外相はまた、軍事・政治協力の深化、ノルド・ストリーム2プロジェクト完成の文脈をはじめとするエネルギー面の地域安全保障、ポーランドによるOSCE議長国就任について協議を行なった。両者はまた、ルブリン・トライアングル・フォーマットにおけるウクライナ、ポーランド、リトアニアの連携強化とクリミア・プラットフォームの立ち上げ首脳会談の準備にも注意を向けた。

ラウ外相は、ウクライナによる欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)完全加盟の方針を支持していると表明した。

クレーバ外相は、「両国は、欧州の過去と未来について共通の視点でもって繋がっている。ウクライナは、一体で自由で平和な欧州の不可分の一部であり、EUとNATOへの加盟は、歴史的プロセスにおける自然なステップとなる」と発言した。

両者は、軍事技術協力、越境・国境周辺協力、文化歴史遺産保護、コロナ対策における今後の連携も協議した。両者はまた、貿易・投資増加、両国の企業にとっての新しい機会創出に向けて協働することで同意した。

また、クレーバ外相は、ツイッター・アカウントにて、ラウ外相のキーウ到着を報告している。


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