独外務省代表「ウクライナには実質2つの戦争がある」

独外務省代表「ウクライナには実質2つの戦争がある」

ウクルインフォルム
ドイツ政府は、ウクライナ政権が3つのテレビ局と親露政治家ヴィクトル・メドヴェチューク氏に対して制裁を科したことを理解している。

1日、ドイツ外務省のジャン=ピエール・フリョリ・ウクライナ問題特別代表がオンラインディスカッション「ヴィクトル・メドヴェチュークとその仲間への制裁 ウクライナの内政と国家安全保障にとっての困難」の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

フリョリ氏は、「現在起きていることは、私たちの見方では、理解できる決定だ。私たちは、合法的な基盤を利用したことを見ている」と発言した。

同氏はまた、あらゆる国において、方策の釣り合いとバランスは重要な問題であり、それは特に表現の自由と報道の自由に関わる時に重要となると指摘した。加えて同氏は、国によって条件、文脈、それに応じた方針は異なるわけで、それら全てに注意を向ける必要があると述べ、ウクライナの制裁を受けたテレビ局に関しては、それらが拡散していたのはロシアの価値観だけではなく、偽情報とプロパガンダを拡散していたのだと指摘した。同氏は、「親露情報ではなく、嘘、プロパガンダ、ウクライナの主権と領土一体製に疑問を抱かせる態度が流されていたのだ」と発言した。

同氏は、ここ数日、皆がウクライナに対するロシアの侵略とクリミアの違法併合を思い出しているとしつつ、「ウクライナの状況を私たちが理解するためには、その戦争の文脈と国際秩序への違反に注意を向けるべきである」と発言した。

同氏はまた、ウクライナは東部と南部の前線の他に、国内の前線もあるとし、改革への反対者がゼレンシキー大統領の欧州大西洋統合方針などに、脅威をもたらしていると指摘し、「戦争の前線だけではない。この戦争は二つの前線がある戦争であり、本質的には二つの戦争である」と発言した。

加えて同氏は、ウクライナの現在憲法裁判所関係の問題をはじめとする状況は、「どこに改革への反対者がおり、その者が何者か、何という名前の人物か」を示していると指摘した。また同氏は、それらの人々は、古い腐敗したシステムを守ろうとしているのだと述べ、そこで重要な問題となるのは、その者たちがドンバス地方の紛争から資金面を含めた利益を得ており、「不正な同盟」が生じていることだと指摘した。

また同氏は、ウクライナの最高会議(国会)に提示される改革のうちいくつかは、正しい方向に進んでいるとし、最高会議には、「改革者連合」があると指摘した。ドイツを含むG7は、その努力とゼレンシキー大統領の欧州大西洋路線、改革路線をサポートしており、ウクライナを同盟国・友好国だとみなしていると発言した。

なお、その他、同日のディスカッション時、ベルリン・ルベラル民主主義センターのマリルイザ・ベク所長は、ドイツにおけるロシアの偽情報うキャンペーンは、ウクライナで戦争が始まってから非常に活発化したと述べ、「私たちは、それをどうしていいかわからず、全くもって途方に暮れていた」と発言した。


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