日本の対露制裁継続の立場について確信がある=イェーニン外務次官
ウクルインフォルム
ウクライナは、日本のロシア連邦に対する制裁が、その解除条件を全て満たすまで完全に維持されることを確信している。
16日、キーウ(キエフ)市内で開催されたフォーラム「アジア戦略の実行 ウクライナ・日本間協力の役割」(新欧州センター主催)の際に、イェウヘーニー・イェーニン外務次官が発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
イェーニン次官は、「私たちは常に、日本のパートナーたちと広範な問題について対話を行っており、私たちには、日本の友人たちの制裁に関する立場につき絶対的な確信がある。制裁は、ロシア側が、一時的被占領地返還とドンバスの平和回復のための然るべき前提条件を全て履行しない限り、制裁解除の話にはならない」と発言した。
イェーニン次官はまた、ウクライナは対露制裁につきあらゆる国際パートナーたちと対話しているとし、オーストラリア政府が最近、対個人・法人制裁を3年間延長する決定を下したと報告した。
また本件に対して、倉井高志駐ウクライナ日本国大使は、「ロシアに対する制裁解除についての真剣な協議は一度も行われていない」と明言した。